東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

県立高 全日制10〜13校削減 生徒減で29年春までに

 県教育委員会は、県立全日制高校を二〇二九年四月までに現在の百三十四校から十〜十三校削減する方針を決めた。少子化で生徒数の減少が予想される中で、統合再編によって適正な一校ごとの学校規模を維持する。

 県教委によると、一七年三月に六万二千人だった公立中の卒業者数は、二九年三月には六千人減少すると見込まれる。県教委は適正な学校規模を「四十人学級で一学年あたり六〜八学級」としているが、今後はその規模を維持できない学校が増えるとみられ、削減が必要だと判断した。

 今後は学校や市町村に意見を聞き、再編の対象校を決める。

 削減数は「南部、さいたま、県央」「南西部、川越比企、西部」「東部、利根」の各地域で二〜四校ずつ、「北部、秩父」地域で二〜三校で検討。再編は三期に分けて進める。再編した学校は、地域や県民のニーズに対応した特色を持たせる方針だという。

 県は一九九九〜二〇一三年度にも全日制高校を百五十三校から百三十四校に減らしていて、今回はそれ以来の再編となる。

 一方で、県高等学校教職員組合は今回の再編方針に反対する声明を発表した。「生徒数が減少していく今こそ、学校を統廃合するのではなく、一学級三十人以下の少人数学級を実現するべきだ」と主張している。

  (井上峻輔)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報