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【埼玉】

飯能の歴史や文化 発信 市立博物館「きっとす」新装オープン

明治から大正に栄えた大通りを再現した模型=飯能市立博物館で

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 一九九〇年開館の飯能市郷土館の改修工事が完了し、市立博物館「きっとす」として四月、リニューアルオープンした。工事は昨年六〜十二月に行われ、事業費約五千二百万円。

 「木と住む」などの意味合いから名付けられたきっとすには、同館のある飯能河原・天覧山周辺の地質や季節の植物、鳥類などの情報を発信する自然コーナーを新設。来館者の増加と現地誘導を目指す。

 飯能の歴史や文化を伝える常設展示は、新たに「里」「町」「山」「飯能今昔」の四ゾーンに区分けされた。「町」では、明治末期〜大正中期ごろの大通りの様子を、当時の写真を基に百五十分の一の模型で再現。大通りは絹織物や地域産材木の西川材集散地として栄え、取引業者をもてなす飲食店が集まり、芸者街もあったという。

 飯能市域の特色を強調しようと、「山」には国指定重要文化財である高山不動の「木造軍荼利(ぐんだり)明王立像」の複製品(高さ二二八・八センチ)を、「里」には県指定文化財の石塔「智観寺板石塔婆(とうば)」の複製品を、それぞれ展示している。

 西武池袋線飯能駅から徒歩約十五分。入館無料。開館は午前九時〜午後五時、休館日は月曜と祝日の翌日、年末年始。

 問い合わせは飯能市立博物館=電042(972)1414=へ。 (加藤木信夫)

 

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