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【埼玉】

12、13日の「第5回岩槻映画祭」 市民ぐるみ短編2作公開

「その一言がすべてを変える」の収録の様子=さいたま市大宮区で

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 さいたま市民有志の実行委員会が主催する「岩槻映画祭」の五回目の開催を記念した短編映画二作品が十二〜十三日の映画祭で公開される。両作でプロデューサーを務めた吉永篤史さん(37)は「エキストラなどで多くの市民を巻き込んだ作品ができた。会場に足を運んで見てほしい」と自信をのぞかせた。 (牧野新)

 公開するのは、引きこもりの女子中学生を元気づけようとラジオパーソナリティーらが奮闘する「その一言がすべてを変える」と、女子高生が人を捜してさいたま市内の駅を巡る「ジオラマガール エピソード0」の二作品。いずれも二十分ほどの短編映画で、さいたま市を中心に県内で撮影を行った。

 「その一言〜」は、コミュニティーFMにさいたま市内の高齢女性から「女子中学生の孫が両親を事故で亡くしてから二年間引きこもっている」と手紙が届き、番組をあげて女子中学生を元気づけようと奮闘する様子を描く。

 「ジオラマガール〜」は、市内の高校の地理部に所属する女子高生らが、「浦和駅で男性と待ち合わせたが会えない」と困っていた女性と一緒に男性を捜す物語。武蔵浦和駅や南浦和駅など駅名に「浦和」が含まれる駅を巡りながら、かつて中山道の宿場だった浦和宿など市の歴史に触れていく。

 いずれも県内出身者が主演を務め、多くの市民がエキストラで出演。さいたま市浦和区の飲食業能登谷亮一さん(41)は会員制交流サイト(SNS)でエキストラ募集を見て参加。「地元を盛り上げるきっかけになれば。いい経験になった」と笑顔を見せた。

 「その一言〜」主演で狭山市出身の大野ひろみさん(32)は「育った土地で地域の方々と一緒に作り上げることができ、記憶に残る映画になった」と話した。

 第五回岩槻映画祭は十二〜十三日、さいたま市岩槻区の市民会館いわつきで開催。「その一言〜」は十二日午後六時二十分から、「ジオラマガール〜」は十三日午後三時半から上映と舞台あいさつを実施。他にも約三十作品の映画を上映し、音楽演奏なども楽しめる。

 吉永さんは「幅広い年齢層の方が楽しめるように映画だけでなく、さまざまなイベントを準備した」と話した。

 入場券は二日間通しで税込み千二百円、小学生以下無料。問い合わせは、岩槻映画祭実行委員会=電090(7282)4011=へ。

 

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