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【埼玉】

草加市立病院「腹腔鏡」で第三者委 15日初会合、患者88人に拡大

 草加市立病院は十一日、二〇〇八年から昨年にかけ患者八十八人に実施した子宮がんの腹腔(ふくくう)鏡手術について、安全な医療体制が確保されていたかどうかなどを調べる第三者委員会を設置した、と発表した。十五日に初会合を開く予定。

 病院によると、患者の内訳は子宮体がん七十一人、子宮頸(けい)がん十七人。いずれも同じ非常勤の男性医師(48)が手術を担当した。

 病院は常勤の病理医を配置していないなど、保険を適用して腹腔鏡手術を行う国の基準を満たしていなかった。このため保険を適用できる開腹手術と偽って診療報酬を請求していたが、昨秋に内部からの指摘で不正請求が発覚した。

 病院は、不正請求を認めた上で「不当な医療はなく、これまで医療事故や重篤な合併症はない」と主張している。一方で県は今年三月に病院を立ち入り調査し、第三者委の設置を求めていた。

 病院は二月に不正請求を公表した際、対象患者数を六十九人と発表したが、その後の調査で新たに十九人が判明したという。 (杉本慶一)

 

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