東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

人気過ぎて販売休止 三峯神社の「白い気守」

三峯神社の「白い気守」

写真

 三峯神社(秩父市三峰)は15日、毎月1日に販売しているお守り「白い気守(きまもり)」の販売を当分の間、休止すると発表した。求めるために神社を訪れるマイカーや大型バスで周辺道路が渋滞し、周囲の住民生活に支障が出てきたため。神社の担当者は「苦渋の決断をご理解いただきたい」と話している。 (出来田敬司)

 白い気守は、白い布の袋に金色の刺しゅうで「氣」と記されたお守り。中に境内の樹木の一部が納められている。「ご神木を身に着けて三峰山の神気や霊気を感じ、活力ある毎日を送ってもらいたい」と、神社が二〇一三年七月から販売を始めた。価格は二千円。

 気守は、毎月一度しか購入できないというもの珍しさからインターネットや口コミで話題に。タレントの浅田舞さんが、妹でフィギュアスケートの真央さんに贈ったというエピソードがテレビ番組などで紹介され、人気に拍車が掛かった。

 神社周辺の道路は、気守を手に入れようとする参詣客の乗用車やバスで前月末日ごろから交通量が増加。今年四月一日は日曜日で、学校が春休み中だったこともあり、神社に通じる道から国道140号まで最大約二十五キロにわたって渋滞した。五月は大型連休を避けるため、販売日を十一日にずらした。

 神社はこれまで、渋滞対策を巡って県や県警、市などと協議した。販売を続けた場合、警察や消防などの緊急車両などが通行できなくなり、人命にかかわる重大な事態を招きかねないと判断。確実な解決策が見いだせるまで、販売を休止することにした。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報