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【埼玉】

黒田清輝の作「裸婦習作」きょうから公開 旧遠山家美術館で

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 近代洋画の父と呼ばれる黒田清輝(1866〜1924年)がフランス留学中に描いた「裸婦習作」が修復され、19日から川島町の遠山記念館美術館で公開される。7月1日まで。

 修復報告書に解説を書いた山梨絵美子・東京文化財研究所副所長によると、黒田はフランスの画家ラファエル・コランに師事し、木炭によるデッサンを続け、1888年初めにコランから油彩を許された。「裸婦習作」は、黒田が油彩による裸体研究を行った88〜89年ごろに描かれたとみられる。

 中央部が、かぎ形に裂けていたことから、ほとんど公開されることがなかったが、同美術館が絵画修復家の村松裕美さんに依頼して修復が完成した。「専門家の間でも知られることがなかった作品。黒田本来の色鮮やかな画面がよみがえった」(鈴木広之館長)としている。 (中里宏)

 

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