東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

耐震工事終了 旧船問屋の離れ公開 ふじみ野で来月17日と7月1日

福田屋の建物は「福岡河岸記念館」として公開されている。中央が離れ=ふじみ野市で

写真

 江戸時代から明治にかけて栄えた船問屋「福田屋」の建物を保存しているふじみ野市の福岡河岸記念館で6月17日と7月1日、ふだんは非公開となっている「離れ」の2、3階が特別公開される。6月1日から予約を受け付ける。

 離れは、福田屋10代目当主で衆院議員として東上鉄道(現東武東上線)の開通に尽力した星野仙蔵が1900(明治33)年、接客用に建てた。居宅用の木造3階建ては珍しく、2011年、県の景観重要建造物の第1号に選ばれた。高級資材が惜しみなく使われ、3階の障子の腰板には「近江八景(琵琶湖の名所)」が浮き彫りにされているほか、欄間の彫刻にも一流職人の技が施されている。よく晴れた日には、3階から筑波山や東京スカイツリーが見える。

離れ3階の内部。欄間や障子の腰板の彫刻などが見どころ=ふじみ野市で

写真

 昨年11月から今年3月まで、壁の内部に筋交いを入れるなどの耐震補強工事が行われた。離れの階段は傾斜がかなり急なため、5、6人ずつの見学となる。5月27日に1回目の公開があったが、予定人数が予約ですぐに埋まる人気だった。

 入館料は大人100円。予約は上福岡歴史民俗資料館=電049(261)6065=へ。 (中里宏)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報