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【埼玉】

書家三村さんの足跡たどる 羽生で名誉市民30年作品展

郷土資料館所蔵の作品が並ぶ「三村秀竹展」=羽生市で

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 羽生市出身の書家、三村秀竹(しゅうちく)さん(一九〇五〜九六年)の作品展(大東書学院主催)が三十一日、市立郷土資料館で始まった。今年は三村さんが八九年に羽生市名誉市民となってから三十年目の節目で、市に生前寄贈した作品を展示している。六月四日まで。

 市などによると、三村さんは二三年に上京し、四六年に東京新聞の題字を揮毫(きごう)。五二年に書道団体「大東書道院」を設立したほか、日展審査員を務めるなど書道の発展に貢献した。

 今回の作品展で展示しているのは、書の額装、屏風(びょうぶ)、折り畳まれた本「折帖(おりちょう)」をはじめ、焼き物、書簡も含め、郷土資料館所蔵の計四十五点。「屋外四面青山」など山の情景を書いた代表的な作品の六言二句、立体感がある筆致の「寒山詩」、中国の漢詩を屏風に力強く書いた七言律詩などの作品が並ぶ。

 三村さんから、かつて教わったことがあるという大東書学院の関係者は「日本画みたいに美しい世界。絵画のように味わってほしい」と来場を呼び掛けている。午前九時〜午後四時(最終日は午後二時)。入場無料。問い合わせは大東書学院=電090(8876)4943=へ。 (中西公一)

 

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