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【埼玉】

保護猫カフェ 飼い主探しや触れ合いを 川越、さいたまの2店

保護猫への支援や来店を呼び掛ける梅田さん

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 猫に囲まれながらお茶を楽しめる癒やしの空間「猫カフェ」。川越市とさいたま市に二店を構える「ねこかつ」で客を迎えるのは、新たな飼い主を探す保護猫たちだ。代表の梅田達也さん(45)は「捨てられるなど、生きていく場所のなくなった猫を助けてほしい」と呼び掛けている。 (牧野新)

 県などによると、昨年度に県内の施設で殺処分された猫は六百七十二匹。二〇一六年度は八百八十匹に上った。施設に収容された猫は、引き取り手が見つからなかった場合、一定の保護期間を過ぎると殺処分される。

 ねこかつは施設などからの要請や、飼い主が他界し世話をする人がいなくなった猫約百匹を店舗や、梅田さんの知人宅などで保護している。

 さいたま市の店舗では、大きな窓から光が差し込み、木のぬくもりに包まれた中で約二十匹が過ごしている。かみついたり、爪でひっかいたりしない、しつけをされた猫が新たな飼い主を待つ。オープンから二カ月の新店舗だ。

保護猫と触れ合うことができる店内=いずれもさいたま市で

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 富士見市の看護師野崎美穂さん(23)は一昨年、繁殖しすぎて家庭で面倒がみられなくなった猫を、川越店から引き取った。「ペット店にいる血統書付きの猫より家族が見つかりにくいと思い、力になりたかった」と振り返る。店で出会った時から人懐こく、今はすっかり家族の一員になった。

 「猫を引き取れない人の来店も歓迎」と梅田さん。猫が人と触れ合うことに慣れ、利用料(三十分税込み六百円)が運営資金になるという。ねこかつは店舗だけでなく、商業施設などで譲渡会も実施。年間約二百匹が新生活を始めている。

 ねこかつの大宮日進店は、さいたま市北区日進町二の八五一の一。問い合わせは=電080(4329)4522。川越店は、川越市新富町一の一七の六。問い合わせは=電070(5029)8392。いずれも営業時間は正午〜午後八時。月曜定休。

 

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