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【埼玉】

電車内の痴漢を減らせ きょうから7駅でキャンペーン

高校生らから募った作品の中から選ばれた痴漢防止を訴えるポスター=県警本部で

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 電車内の痴漢を減らそうと、県警は四〜八日まで県内の主要駅で利用客らに注意喚起する痴漢犯罪防止キャンペーンを実施する。県警鉄道警察隊によると、痴漢の相談件数は微増傾向にあり、「痴漢犯罪の多くは身近な電車内で発生している。被害者も目撃者も勇気を持って通報、相談してほしい」と呼びかける。 (西川正志)

 鉄道警察隊によると、二〇一七年に県内を走る電車内や鉄道施設での痴漢の相談件数は、前年比十九件増の百七十九件。このうち百七十件が車内での被害を訴えていた。盗撮は二十八件あり、体液をかけられたり、衣服を切られたりした被害は百十三件だった。

 同隊によると、痴漢や盗撮などの犯罪の特徴は、午前六〜八時、午後五〜七時の通勤通学時に被害が集中し、十〜二十代の若い女性を中心に制服姿の女子生徒が狙われるケースが多いという。

 被害件数は薄着になる春ごろから増え始め、夏休みの七、八月は減少、九月から再び増加する傾向がある。今年も一〜三月の相談件数は毎月十〜十八件で推移したが、四月は三十一件と急増した。

 これらの特徴を踏まえ、県警は毎年六月と九月にキャンペーンを展開。今回は大宮、川越、浦和など県内の主要七駅で、朝の通勤通学時間に高校生らが被害防止や積極的な通報を呼びかける。

 さらに継続的に痴漢被害に遭っている人と一緒に警察官が電車に乗り込み、犯人の現行犯逮捕を目指す同行警乗も強化する。

 赤星誠鉄道警察隊長は「軽い気持ちでやってしまう犯人もいるが、痴漢は卑劣な犯罪だ。もし目撃したら、男性は『大丈夫ですか』などと声をかけるなど被害に遭っている女性を守ってあげてほしい」と話す。

 同隊によると、痴漢にあったり、目撃した場合は一一〇番通報の方が迅速に対応でき、犯人逮捕につながりやすいという。相談などは鉄道警察隊=電048(641)0599=へ。

 

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