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【埼玉】

鴻巣市長選 立候補予定者討論会 小中給食無償化めぐり論戦

鴻巣北本青年会議所が開いた公開討論会で議論する細川さん(右)と原口さん=鴻巣市で

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 七月一日投開票の鴻巣市長選を前に、鴻巣北本青年会議所主催の立候補予定者による公開討論会が二十日夜、同市内であった。五選を目指す現職原口和久さん(65)と、会社役員で鴻巣市議の新人細川英俊さん(39)の二人が、約七十人の聴衆を前に議論を戦わせた。

 原口さんは優先順位の高い政策として、新婚夫婦への生活支援補助金など、少子化対策や子育て支援を挙げ「市内三地域の均衡ある発展こそ私の使命だ。安心安全で暮らしやすい街を作りたい」と述べた。

 細川さんは、市内に新しく建設されるごみ処理施設の予定地選定を巡る市の対応などを例に「透明性がない。市民が知る権利を行使できているか疑問」と主張。情報公開を軸とした行政改革、負担軽減による子育て支援などを挙げた。

 二人の意見が分かれたのが細川さんが公約に掲げる小中学校給食費の無償化。

 四年間で段階的に無償化したいとする細川さんの提案に対し、原口さんは「年間四億円以上の経費がかかる。ばらまきだ」と批判。老朽化した給食センターの建て替えの必要性や、支援が必要な家庭には既に無償で提供しているとし「人口減で税収が減る中で、将来の市財政を展望すると(無償化は)非常に難しい」とクギを刺した。

 これに対し細川さんは「効果的に予算を確保すれば出せない金額ではない」と反論。「子育て世代が支払う費用の軽減は、人口減少対策に大きな効果がある。ぜひ導入するべきだ」と主張した。 

  (花井勝規)

 

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