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【埼玉】

<秩父点描>初代・彦五郎の功績しのぶ 歌舞伎舞台や屋台囃子演奏

墓前で初代坂東彦五郎の功績をしのぶ歌舞伎役者たち=秩父市で

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 秩父歌舞伎の始祖坂東彦五郎を顕彰する「彦五郎祭」が二十四日、秩父市下吉田の吉田やまなみ会館で開かれた。歌舞伎の舞台や秩父屋台囃子(やたいばやし)の演奏があり、今に引き継がれる初代彦五郎の功績をしのんだ。

 彦五郎祭は、秩父市と小鹿野町の芸能団体がつくる実行委員会が毎年この時期に開催し、今回で十三回目。初代彦五郎は江戸時代後期の文化文政年間に江戸で歌舞伎を習得し、秩父に帰郷して歌舞伎の基礎をつくったとされる。

 「秩父歌舞伎正和会」(秩父市)は、江戸期の戯作者、平賀源内がつくった「神霊矢口渡二段目新田本城八郎物語之場」を公演。戦で主君を失った家臣二人が、今後の方針を巡って対立する場面を熱演した。

 公演後、役者たちは秩父市の万松寺にある彦五郎の墓を参拝。地元の伝統芸能を一層、発展させていくことを誓った。 (出来田敬司)

 

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