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【埼玉】

原口決めた!!歓喜…涙 ベルギー戦 さいたまPV

日本が先制し、喜びを爆発させるファン=さいたま市緑区の埼玉スタジアムで

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 二百人が陣取った会場に敗戦を伝えるアナウンサーの声だけが寂しそうに響いた。三日未明のサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会ベルギー戦で敗れ、8強入りを逃した日本代表。さいたま市緑区の埼玉スタジアムの一室で行われたパブリックビューイング(PV)に駆け付けた全員が、一度は勝利を確信した。誰が涙の幕切れを想像しただろうか。 (牧野新)

 一方的な防戦を強いられ、何度も会場に悲鳴が響き渡った前半から一変、日本は後半早々に加速した。強豪ベルギーからわずか数分で二得点。先制ゴールをあげたのは、熊谷市出身の原口元気選手だった。

 ゴールネットが揺れると、二百人は総立ちに。信じていた歓喜の瞬間を目の当たりにしたファンは、両手を突き上げ、そのまま仲間たちと抱き合った。「まさかの展開。二点も取ってくれるなんて」とさいたま市中央区の自営業山下晴海さん(57)。「原口選手のシュートでチームが加速した。やってくれると思っていた。西野朗監督の下でチーム一丸になって結果がついて来てる」と興奮まじりに話した。

 先制した原口選手、西野監督、元浦和レッズの長谷部誠主将、さいたま市出身の守護神・川島永嗣選手など、県内ゆかりの選手らが活躍した。

 このまま行けば初のW杯8強進出。越谷市の会社員鈴木綾(りょう)さん(25)は「応援で盛り上げて後押ししたい」と握った両手にさらに力を込める。だが世界は甘くなかった。あっという間に同点にされ、試合終了間際に勝ち越しゴールを許す。敗戦を告げる笛が「まだ行ける」の声援をかき消した。

 世界の強豪と渡り合った日本代表。川口市の会社員沢田智佳さん(37)は「他国と体格は違うけれど、連携や技術で世界を驚かせた。これからが楽しみ」と賛辞を込めた拍手を送った。

 

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