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【埼玉】

異例の決議可決 「全国知事会の認識問う」

◆「多選自粛破り」上田知事の会長就任

 全国知事会は上田清司知事の多選自粛条例破りを追認するのか−。そんな疑問を投げかける異例の決議が、六日の県議会で自民の主導で可決された。上田知事が四月に全国知事会長に就任したことで、知事と自民の対立が知事会の判断にまで飛び火した形だ。

 可決されたのは「全国知事会の認識を問う決議」。自民が提出し、自民と改革の賛成多数で可決した。

 決議は上田知事が自ら制定した多選自粛条例を破る形で四期目を務めていることを「選挙に勝てば議会が議決した条例を守らなくても良ければ、議会制民主主義の完全否定につながる」と批判。その上田知事を会長に選んだことに対し「条例違反の事態を全国知事会が追認しているに等しく、認識を問う」としている。

 自民の小島信昭団長は取材に「条例破りについて知らない知事も多いと思う。事実関係を伝えたい」と述べたが、他会派からは「他県の首長に対しこのような決議をするのは失礼極まりない」「認識を問われるのは決議の提案者」だと批判も相次いだ。

 上田知事は閉会後、決議の可決を「とっぴな話なので、笑ってます」と皮肉った。

 

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