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【埼玉】

影絵作家の藤城さん原画 ステンドグラスに さいたまの工房で制作中

制作中の作品の前で臼井さん(右)の説明を聞く藤城さん(中)=さいたま市で

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 日本を代表する影絵作家の藤城清治さん(94)が十一日、さいたま市西区のステンドグラスバロックを訪問した。国内有数のステンドグラス工房で知られるバロックでは現在、藤城さんの原画作品を制作中。チェックのため訪れた藤城さんは、作業の説明を聞きながら一枚一枚のガラスに見入っていた。 (藤原哲也)

 作品は宮崎空港ビル(宮崎市)が発注し、同空港内に設置される横二十一メートル、縦三メートルの大作。タイトルは「神の光 生命の国 愛と花」で、天の岩戸伝説など宮崎県が舞台の神話をモチーフにした。神様が生き生きと描かれ、神秘的な美しさを表現している。

 制作は二月に始まり、来年五月に完成予定だ。藤城さんは工房代表の臼井定一さん(70)の案内で、色ガラスの微妙な違いなどを確認。ガラスを切る体験で笑顔を見せると、「輪郭の力強さや色合いなど影絵とは違った何とも言えない面白さがある」とステンドグラスの魅力を語っていた。

 バロックは二〇一三年にも藤城さんの原画作品を手掛けており、藤城さんの工房訪問も二回目だという。臼井さんは「原画を描いた藤城さんに喜んで納得してもらえるように、一生懸命頑張って作業したい」と意気込んでいた。

 

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