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【埼玉】

幕末イケメン“渋沢平九郎”に脚光 深谷の記念館が企画展

「幕末のイケメン」として注目を浴びる渋沢平九郎(渋沢栄一記念館提供)

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 「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一(一八四〇〜一九三一年)の養子渋沢平九郎の没後百五十年を記念した企画展「幕末のイケメン! 渋沢平九郎展」が、深谷市下手計の渋沢栄一記念館で開かれている。二十九日まで。平九郎が近年、その容姿端麗ぶりから歴史好きの若い女性らの間で注目度が高まっているのに着目し、大胆な展示会名を採用した。 (花井勝規)

 平九郎は、富岡製糸場の初代場長となった尾高惇忠(じゅんちゅう)(一八三〇〜一九〇一年)の実弟。尾高らが結成した旧幕府方の振武軍に参謀として参加。一八六八年、現在の飯能市で新政府軍と交戦した飯能戦争の際、自刃して果てた。年齢には諸説あるが、同館は二十二歳だったとしている。

 残された写真などからその美男子ぶりは知られていた。

 二年前に民放のバラエティー番組で幕末のイケメン三人のうちの一人として紹介されたのをきっかけに人気に火が付いた。

渋沢平九郎のイラストが描かれたうちわ。来館者にプレゼントされ好評だ=深谷市で

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 同館は平九郎を「飯能戦争で散った夭折(ようせつ)の美男子」「戦火に散った若き志士」とPR。平九郎のイラストを載せたうちわをプレゼントしている。

 その効果があり、来館者には若い女性の姿が目立つという。

 同展で展示されている十数点の史料のうち「藍香選(らんこうせん) 渋沢平九郎昌忠伝」には剣は他人に教えるほどの腕前で、身のこなしはきちんとしていて美しく色白で背が高く、腕力もある−と記載されている。

 入場無料。渋沢栄一記念館の周囲には、渋沢栄一の生まれた地に立つ旧渋沢邸「中の家(なかんち)」や「尾高惇忠生家」がそれぞれ徒歩圏内にあり、同館は併せての見学を勧めている。

 問い合わせは同館=電048(587)1100=へ。

 

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