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【埼玉】

核の恐怖から平和考える 大宮図書館で資料など200点 

第五福竜丸事件の関連資料を紹介する高橋さん

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 広島・長崎の原爆投下など核兵器の恐ろしさと平和の大切さを伝える「原爆と人間展」が、さいたま市大宮区の大宮図書館で開かれている。五日まで。

 旧大宮市の市民団体や個人の有志が実行委員会を組織して毎年開き、二十二回目を迎えた。今年は米軍の水爆実験で被ばくした「第五福竜丸事件」にも注目。写真パネルや関連資料など計約二百点を並べる。

 原爆で大やけどを負った子どもの写真や、被爆者が世界で核兵器廃絶を訴えてきた歴史を時代ごとに紹介。広島・長崎の原爆の構造や世界の核弾頭数といった各種解説も充実する。

会場に並べられた戦時用品の数々=いずれもさいたま市で

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 第五福竜丸事件では被ばく者の症状を追った資料や写真を展示。このほか、県平和資料館から借りた千人針や出征たすき、日の丸の寄せ書きなどの戦時用品も数多く並べた。会場の一角では平和を願う折り鶴が作れるコーナーがあり、夏休みの子どもたちが楽しそうに手を動かしている。

 第一回から参加する実行委副委員長の高橋隆亮さん(74)は「平和への願いを草の根で広げたい思いから続けてきた。核兵器のない世界の実現につながってほしい」と話している。

 午前九時半〜午後五時。最終日は午後四時まで。四日は午前十時から第五福竜丸事件のドキュメンタリー映像の放映があり、午後二時からは専門家の講演会がある。いずれも入場無料。 (藤原哲也)

 

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