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【埼玉】

県が五輪ボランティア募集 期待の若者、集められるか

 県は十六日、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで県内会場周辺の案内などをする「都市ボランティア」の募集を始めた。五千四百人の確保を予定し、特に若年層への周知に力を入れる。一方、大学生や新社会人には「二年後に参加できるかが見通しにくい」と応募に二の足を踏む人もいて、若者の参加は見通せないのが実情だ。

 十六日朝には、県オリンピック・パラリンピック課の職員がJR大宮駅前で募集チラシを配った。ボランティアに興味を持つ県内の大学生ら五人も職員に交じって参加。同課の山口隆司副課長は「参加に意欲を示しているのは中高年が多い。幅広い層を集めるためには、若者へのPRに力を入れないと」と狙いを語る。

 ただ、一緒にチラシを配った若者たちでさえ応募を決めているわけではない。独協大三年の大口智紀さん(20)は「やりたい気持ちはあるが、二年後は就職一年目の年で自分がどうなっているか分からない。応募しようか迷っている」と明かす。社会人一年目の会社員水野遥夏さん(24)も「どれだけ休みが取れるのかまだ分からない」と慎重だ。

 そんな中で、県は活動日数の下限を東京都や千葉県の「五日間以上」よりも短い「三日間以上」に設定し、仕事がある人も参加しやすくしている。参加決定後のキャンセルも織り込み済みで、山口副課長は「一生に一度の機会なので、まずは積極的に申し込んでほしい」と呼び掛けている。

 応募条件は二〇年四月一日時点で十八歳以上であることなど。募集期間は九月三十日までで、県のホームページか郵送で受け付ける。問い合わせは、県都市ボランティア募集コールセンター=電048(833)2700=へ。 (井上峻輔)

 

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