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【埼玉】

<夏の甲子園>夢舞台で恩返し 被災地に元気を 石巻から進学の一塁コーチャー・阿部鳳稀

一塁コーチャーを務める浦和学院・阿部選手(手前左)

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 「夢見ていた球場に立ち、歓声を感じられて幸せだった」。一塁コーチャーの阿部鳳稀(ふうき)選手(三年)は試合後、晴れやかな表情を見せた。

 小学四年の時、宮城県石巻市で東日本大震災に遭い、自宅周辺はがれきの山となった。浦和学院の野球部は震災直後から、同市などで泥のかき出しなど支援を続けてきた。阿部選手が所属していた少年野球チームは、浦学のグラウンドに招かれた。

 野球を教えてくれた部員たちが、二〇一三年に春の選抜大会で優勝した。その姿に感動し、浦学への進学を決意。入学後は憧れだったユニホームを着て、被災地で野球を教えてきた。

 夢の舞台で8強まで進み「被災地から見てくれている子に元気を与えられたかな」。これからも野球を続け、地元に帰った時は、子どもたちに野球の楽しさを伝えていくつもりだ。 (浅野有紀)

 

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