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【埼玉】

涼求め もぐる鍾乳洞 県天然記念物橋立鍾乳洞 暑さで観光客押し寄せ

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 連日の暑さが続く中、県指定天然記念物の橋立(はしだて)鍾乳洞(秩父市上影森)に涼を求める観光客が押し寄せている。洞内の気温は二〇度未満。人がようやく通れるほどの天然の造形物に、来訪者の歓声が響き渡っている。

 橋立鍾乳洞は秩父の名峰・武甲山の西側に位置しており、石灰岩が長年の雨水で溶かされてできあがった。長さは約百四十メートルで、高低差は三十三メートル。天井からつらら状に垂れ下がった鍾乳石や、足もとからタケノコのように堆積した石筍(せきじゅん)などが多数見られる。

 担当者によると、鍾乳洞内の気温は一六〜一七度程度。年間を通してほぼ一定で、夏は涼しく、冬は暖かい環境が維持されている。夏休み期間中は特に観光客が多く、一日に五百人を数えることもある。

 今月上旬、親子連れやカップルらが続々と洞穴へ。暗くひんやりとした洞内で「床石がつるつる滑る」「穴が狭くて腰を伸ばせない」などの声が上がった。バサバサと飛び交うコウモリに「キャーッ」と悲鳴を上げる女性の姿もあった。

 東京都練馬区の高校三年生渡辺貴詞さん(18)は「涼しいと思っていたけど、アップダウンが激しくて汗がにじんだ。ちょっとした冒険気分を味わえた」と満足そうだった。

 午前八時〜午後四時四十分。大人二百円、小学生以下百円。十二月中旬から翌年二月末までは閉鎖。問い合わせは橋立鍾乳洞=電0494(24)5399=へ。(出来田敬司)

 

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