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【埼玉】

日高市長「深くおわび」 詐欺容疑で市職員逮捕

 日高市職員が、引受人がいないため行政が遺体を引き取った男性のクレジットカードで買い物をしたとして、県警に詐欺容疑で逮捕されたことを受け、同市の谷ケ崎照雄市長は三十日、「職員が市民の財産を侵し、行政に対する信頼を失墜させた。深くおわび申し上げる」などとするコメントを発表した。

 逮捕されたのは、日高市職員の中村裕之容疑者(47)=狭山市広瀬東四。

 市によると、中村容疑者は一九九五年入庁。クレジットカードを不正に使ったとされる昨年八月当時は、社会福祉課に勤務し、生活保護受給を担当していた。

 引受人がいない遺体の葬祭費用に生活保護を充てる手続きに携わっていて、七十九歳で亡くなった男性の遺体の遺留品の中にあったクレジットカードを持ち出したとみられる。

 社会福祉課の担当者は「クレジットカードは、課内の施錠されたロッカーに入っていたことを確認している。どのようにして持ち出したのかは分からない」と話している。同課によると、中村容疑者に無断欠勤などの問題行動は見られず、「普通の職員だった」という。

 谷ケ崎市長は「今後の捜査の進展状況や刑事処分の内容を踏まえ、厳正に対処する」としている。(加藤木信夫)

 

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