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【埼玉】

一献傾け 感じる「長瀞」 町内に日本酒蔵 販売や酒造りの見学も

出来上がったばかりの日本酒「長瀞」が並ぶ「長瀞蔵」の店内=長瀞町で

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 長瀞町長瀞の宝登山神社参道沿いに五日、日本酒醸造業「藤崎そう兵衛(べえ)商店」の新しい醸造所「長瀞蔵」がオープンした。日本酒「長瀞」の製造のほか、秩父地域の食品や工芸品などを販売する。同社や町の関係者ら約五十人が集まり、新たな門出を祝った。 (出来田敬司)

 長瀞蔵は純米吟醸酒などのレギュラー酒のほか、濁り酒などの限定酒を製造。長瀞町風布地区の水と県産の米を使用しており、すっきりとした味わいが特徴だ。市中の酒販店には出荷せず醸造所でのみ販売し、高い付加価値を目指す。

 お茶やみそといった食品、箸置きや湯飲みなど雑貨を扱う「売店棟」も併設。酒造り工程の一部の見学もでき、酒類をたしなまない人でも楽しめる観光施設になっている。

 同社は一七二八(享保十三)年の創業。寄居町に本社と醸造所を置き、日本酒「白扇」を製造してきた。二〇一五年に鹿児島県の焼酎製造業「浜田酒造」の傘下に入り、醸造所を長瀞町に移した。

 浜田酒造の浜田雄一郎社長は「藤崎そう兵衛商店には二百九十年の歴史がある。これから五十年、百年と続く新たなスタートとして、ここでの事業を発展させていきたい」と述べた。

 長瀞町の大沢タキ江町長は「『長瀞』の名を冠したお酒を販売してもらうのは本当にありがたい。観光協会、商工会とともにもり立てたい」と期待を込めた。

 醸造所は午前十時〜午後五時。火曜定休。問い合わせは長瀞蔵=電0494(69)0001=へ。

 

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