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【埼玉】

写真でたどる秩父の祭り 13日から清水さん展覧会

40年にわたって撮りためた写真を掲げる清水さん=秩父市役所で

写真

 秩父地方の祭礼を写真でたどる「秩父のまつり写真展」が十三〜十七日、秩父市上町の矢尾百貨店三階催事場で開かれる。秩父市の写真家清水孝資(たかし)さん(70)が、四十年にわたって撮りためた九十二点を一堂に展示する。

 写真展は、矢尾百貨店の創業者が寛延二(一七四九)年に祖業の酒造りを始め、今年で二百七十年目の節目を迎えるのを記念して開催する。

 展示される写真は、釈迦(しゃか)の誕生日を祝う秩父市上吉田の「塚越の花まつり」や、生き仏を葬式の参列者らが陽気に弔う同市久那の「ジャランポン祭り」などの様子。撮影時期は一九七六〜二〇一六年。ダム建設で集落が水没したり、人口減で担い手が少なくなったりして、既に途絶えた祭礼もある。

 清水さんにとって印象深いのは、篠竹の筒とかゆを鍋で炊きあげ、筒の中のかゆの状態で農作物の作柄を占う小鹿野町藤倉の「馬上(もうえ)のクダゲエ」。「占いの結果と実際の作柄がほとんど一致していたことに驚いた。地域の住民が祭事を生活の糧にしているからこそ、脈々と受け継がれたのだろう」と話す。

 午前十時〜午後七時(最終日は四時)。入場無料。問い合わせは矢尾百貨店=電0494(24)8080=へ。 (出来田敬司)

 

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