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【埼玉】

大正薫るカフェに憩う 行田市文化財「旧忍町信用組合店舗」

水城公園に移築・復元された旧忍町信用組合店舗=行田市で

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 行田市は、市内に残る大正時代の洋館の一つで市文化財の「旧忍町(おしまち)信用組合店舗」を二十二日から、カフェとして一般公開すると発表した。公募で選ばれた市内の若手経営者や子育てサークルの母親らでつくる「行田レインボーネットワーク」が経営する。 (渡部穣)

 同旧店舗は、現在の埼玉縣信用金庫(本部・熊谷市)の前身の忍町信用組合が、一九二二(大正十一)年に行田市行田に開設した木造二階建ての洋館。大正ロマンの薫りを残すコロニアル様式で、二〇一六年に市の文化財に指定された後、市に寄付された。

 老朽化が著しく、昨夏から国の交付金を含む約一億九百万円を投じて約六百メートル離れた水城公園への移築と復元を進めてきた。延べ床面積約百五十平方メートル。塗料の分析などから判明した建設当初のもえぎ色など緑色系三色の外観も再現した。

 昨春、文化庁の「日本遺産」に認定された「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」を構成する三十九の文化財の一つでもある。市は、カフェを市民の交流の場とするとともに、新たな観光拠点の一つとしても期待している。

 オープンは二十二日午前十一時。水、木曜日を定休日とし、午前十一時〜午後四時の営業予定。地元産の農産物などを使った簡単な軽食も用意するという。

 問い合わせは市子ども未来課=電048(556)1111(内線262)=へ。

 

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