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【埼玉】

さいたま市、月内にも130万人 鉄道の利便性向上で拍車

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 さいたま市の人口が、今月中にも百三十万人を突破する可能性が高いことが、市への取材で分かった。二〇〇一年に旧浦和、大宮、与野の三市が合併し、人口約百三万人で市が誕生して以来、十七年で約二十七万人増えたことになる。利便性向上や子育て世代の流入などが背景にあり、しばらく人口増は続きそうだ。 (藤原哲也)

 さいたま市は〇三年に政令指定都市に移行すると、〇五年には旧岩槻市と合併。人口は約百十八万人となり、十区からなる現在の市域が完成した。〇七年には百二十万人を突破。全国的には高齢化で人口減少が進む中、市の人口は堅調に増え続けてきたことになる。

 人口増を支えたのは鉄道の利便性向上が大きい。〇一年に埼玉高速鉄道が開業したほか、同年にJRで湘南新宿ライン、一五年に上野東京ラインが、それぞれ運転を開始。都心までのアクセス向上で駅周辺はマンションや住宅開発が進み、人口流入が続いた。

 特に子育て世代からの人気は高い。二十〜四十歳代を対象に調査し、今春発表された民間調査の住みたい街ランキング(関東圏)でも大宮が九位、浦和が十位と、市内の二大拠点が県内で初めてトップ10入りした。一日現在の市民の平均年齢は四三・九八歳で、県平均より約一・七歳若いことからも、子育て世代の流入増がうかがえる。

 市内の不動産会社社長は、利便性向上に加えて災害の少なさや、程よく自然が残っている住みよさなどを人口増の要因に挙げ「昔は横浜や川崎など、都内から南に目を向けていた人が『案外、北の方も近くて悪くないな』と思う人が増えたのではないか。かつて“ダサイタマ”とも呼ばれたが、街のイメージも上がった。しばらく増加は続くと思う」と分析している。

3月に開業したJR浦和駅西口の新駅ビル。大勢の利用客で連日にぎわっている=さいたま市で

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