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【埼玉】

浦和美園駅で駐輪場シェア 県内初導入 予約〜支払い、専用アプリでOK

「みんちゅう」を活用したサービスの開始をPRする埼玉高速鉄道の荻野社長(左)とアイキューソフィアの中野社長=いずれもさいたま市で

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 埼玉高速鉄道(さいたま市)は、浦和美園駅で敷地内の空きスペースを使った一時利用駐輪場の運営を始めた。IT会社が提供する設備不要の駐輪場シェアサービス「みんちゅう」を活用。スマートフォンのアプリで予約から支払いまでできるシステムで、駐輪場不足の解消にも役立てたい考えだ。 (藤原哲也)

 みんちゅうは、アイキューソフィア(東京都)が昨年から展開するサービス。首都圏を中心に約三百カ所で千台分の駐輪場を提供する。利用者は専用アプリに登録し、地図の中から使いたい駐輪場を予約できる利便性が売りだ。一方、貸す側は規模の大小に関わらず機器設置のコストがゼロで、駐輪場不足や不正駐輪の解消にもつながる利点がある。

 埼玉高速鉄道によると、浦和美園駅は住宅開発の影響で駐輪場不足が慢性化。駅周辺は同社直営と他の民営合わせて約三百台分の月決め駐輪場があるが、常に満車状態で新規に整備してもすぐに埋まってしまう。

浦和美園駅西口に設けられた「みんちゅう」の駐輪場。駐輪場不足の解消や不正駐輪の防止が期待される

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 そこで、同社がみんちゅうを活用することに。東口と西口に計六十台分を確保し、一日に運営を始めた。県内のみんちゅう導入の駐輪場としては第一号で、鉄道会社と連携した「駅直結型」のみんちゅうは初のケースという。

 一日の開始式で、同社の荻野洋社長は「鉄道利用者の増加にも貢献できるサービス。成功すれば沿線にも広げたい」と前向きに語り、アイキューソフィアの中野里美社長も「駅直結は大きなポイント。100%の稼働率を目指したい」と意気込んだ。

 オレンジ線で仕切られた駐輪場一台分の広さは奥行き一・八メートル、幅〇・六メートル。料金は一日税抜き百五十円で、約六割が埼玉高速鉄道の収入になる。駅近くの埼玉スタジアムで満員レベルの試合がある日は、安全確保のためサービスを停止する場合がある。

 

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