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【埼玉】

「子ども食堂 参加を」 さいたまで湯浅さん講演 貧困の現状など語る

子どもの貧困の現状を語る湯浅誠さん=さいたま市で

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 社会活動家で法政大教授の湯浅誠さんが九日、さいたま市で開かれた県消費者大会で講演し、子どもの貧困の現状や解決策などについて語った。

 湯浅さんは、子どもの七人に一人が貧困状態だとされる一方で、「街で探してもどの子が貧困なのかは分からないのが現状だ」と指摘。子どもたちは、周りに相談すると「負け」などと思うことから、なかなか相談せず「いつの間にか人とのつながりがなくなってしまう」という。

 こういった状況を打破する策の一つとして、無料や低額で食事を提供し、だんらんの場ともなる「子ども食堂」への参加を提案。子どもたちが多くの大人と会話し、生活体験をする地域交流の場が大切だとし、来場者にも「子ども食堂に足を運んで」と呼び掛けた。

 大人が行くことについて「子どもたちの一食分を食べて申し訳ないと思うかもしれないが、さまざまな人たちと一緒に食事することがいい経験になる」と説明。「誰も行かないと、行く子が目立ってしまう」とも述べ、参加を勧めていた。 (森雅貴)

 

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