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【埼玉】

「上田監督効果」でPR さいたま市舞台に映画 あすから全国公開

「たまえのスーパーはらわた」の撮影風景。中央が主人公を演じた若手女優の白石優愛さん(さいたま観光国際協会提供)

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 低予算ながら大ヒットを記録した映画「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督(34)の新作で、さいたま市が舞台となった地域発信型映画「たまえのスーパーはらわた」が二十日から、公開される。当初は市内だけの公開予定だったが、上田監督への注目で異例の全国公開が決定。市の担当者は「最高のタイミングでの公開。さいたまのPRにつながれば」と期待する。

 さいたま市によると、新作では、市内に住むホラー映画監督志望の主人公の女子高校生が、市のPR映像を制作することに。ホラー仕立ての映像作りを試みるが、浦和のウナギや大宮の盆栽など地元名物をアピールする各地区の担当者ともめて制作が難航するという内容。青春コメディーで、女子高生版「カメラを止めるな!」とも呼ばれる。

 製作は吉本興業。同社が二〇一一年から取り組む地域発信型映画として、一〜二月に市内でロケがあった。製作費は約二百五十万円。市が全面協力し、市職員の部屋を撮影場所として提供したほか、市民らが多数出演した。同社製作の地域発信型映画の全国公開は初めてのケースだという。

 プロデューサーを務めた同社の磯辺友美さんは「撮影期間は四日間と忙しかったが、上田監督を中心に笑いが絶えない楽しい現場だった」と振り返る。

 市にとっては、上田監督への注目とともに、市内の名物やロケ場所となった大宮盆栽美術館などの名所をPRするチャンス。担当者は「カメラ−」同様の大ヒットを願っている。

 「たまえ−」は県内を中心に七館で封切られ、その後全国で順次公開される。上映時間は四十五分。上田監督が助監督で携わり、上田監督の妻・ふくだみゆき監督が隣県の前橋市を舞台に撮影した同じ地域発信型映画「耳かきランデブー」(四十分)との同時上映。 (藤原哲也)

 

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