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【生活図鑑】

ネット金融取引の留意点 便利さ魅力 普及の陰に落とし穴も(No.210)

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 時間を選ばず取引が可能なインターネット金融サービス。便利さや手数料の割安感から利用者が増えています。通信システムなどへの依存度が高いため、ネット特有のトラブルもあります。ネットバンキングを中心に「利点」と「留意点」を調べてみました。

 ネット金融とは、銀行や証券会社などがインターネットを使って提供する金融サービスのことです。営業時間中に窓口やATM(現金自動預払機)に行けなかった人も、ネットに接続できる環境であれば、時間や場所を選ばず取引が可能。便利さがうけ、利用者は増え続けています。

●高めの預金金利も

 大半の銀行等が導入しているネットバンキングでは、残高照会や入出金明細照会、振り込み、振替ができます。さらに一部の銀行では、定期預金の作成・解約予約、外貨預金や投資信託の追加購入などもできます。

 基本的に二十四時間利用可能ですが、振り込みは窓口やATMでの手続きと同様に手数料が発生します。ただ、ほとんどの銀行で窓口などより割安に設定されています。

 また、これまでの銀行のように店舗を構えず、人件費も抑えられるネット専業銀行では、他の銀行よりも預金金利を高めに設定したり、振込手数料を安く設定するケースがあります。

 しかし、ネットバンキングは、便利な面ばかりではありません。

 コンピューターを中心にした通信システムネットワークへの依存度が高いため、ATM以上にシステム障害などのリスク対応が不可欠です。

 さらに、フィッシング詐欺やスパイウエアなど犯罪の標的になる危険性があります。利用者はトラブルに巻き込まれぬよう、リスクや留意点を十分把握する必要があります。

●個人情報管理を厳重に

 まず、取引前に必ず、約款や利用規定などに目を通し、サービス内容や免責事項を確認することです。サービスの内容や手数料はもちろんのこと、トラブル発生時の事業者の免責事項を把握することが重要です。

 正当な利用者であることを証明するIDやパスワードなど個人情報は厳重に管理すべきです。暗証番号に生年月日のような簡単に類推できるものは使わないなど、対策を講じる必要があります。

 さらに、システム障害で利用中のサービスが突然中断するといったトラブルへの備えも必要です。電話による株式の売買など緊急時対応の手段確保が肝要です。

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