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【生活図鑑】

粗大ごみの処分方法(No.237) 市町村のルールに従って適正に

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 ここ数年、家電製品などの無料回収をうたう廃品回収業者と消費者のトラブルが増加しています。年末にかけての大掃除では、さまざまな不用品も出てきます。ついうっかりして無用なトラブルに巻き込まれることもあります。粗大ごみの正しい処分方法を調べてみました。

 不要なものを無料で回収します−。こうアナウンスしながら住宅街を巡る廃品回収車。粗大ごみを自宅から運び出してくれる便利さも手伝い、無料ならばと気軽に回収を頼む人は少なくありません。しかし、この廃品回収業者とのトラブルも少なくないのです。

●安易な依頼は慎重に

 ▽無料と思って頼んだら、車に積んだ後で「リサイクル料金はかかる」と二万五百円もの根拠のない料金を請求された▽事前見積もりでは約十万円だったが、回収当日、車に積み込んだ後で「思ったより多かったので二十三万円になる」といわれた−などの金銭に絡むトラブル相談が、消費生活センターなどに相当数寄せられています。

 一部には、有料で回収した粗大ごみ等を不法投棄する悪質なケースもあるようです。安易な回収依頼が、トラブルのもとになるのです。

 一般廃棄物と呼ばれる家庭から排出されるごみは、市区町村が処理計画を定め、収集・運搬および処分を行うことが原則です。

 通常のごみ収集車では収集・運搬できない粗大ごみも一般廃棄物に含まれます。処分は居住地の市区町村のルールに従って行うのが基本です。

 粗大ごみの処分は有料が原則。処分の手数料は数百円から二千円以上と、品物の種類や大きさなどによって数段階に設定されている場合がほとんどです。

 粗大ごみの処分に関するルールは、各市区町村がそれぞれ定めています。手数料や申し込みの手続きなどの詳細を知りたい場合は、居住地の市区町村に問い合わせてください。ルールに従って適正に処分することが大切です。(図参照)

●家電4品目は対象外

 粗大ごみの処分で注意することがあります。一般の粗大ごみの対象外として、収集されないものがあるからです。

 ブラウン管式テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫・冷凍庫の家電四品目です。廃家電の減量、リサイクル促進の観点から二〇〇一年四月に施行された家電リサイクル法で、新たな処理方法が定められました。さらに〇九年四月から液晶・プラズマの薄型テレビと衣類乾燥機が追加されます。

 一般の粗大ごみとは異なる手続きが必要で、品目ごとにリサイクル料金がかかります。

 また、パソコンなども〇三年十月からメーカー等による自主的な回収・再資源化が開始され、粗大ごみの対象から除外されました。さらに、自動車や消火器、長さが百八十センチを超えるものなど適正処理や収集・運搬が困難なものも対象外となります。購入した販売店などに相談しましょう。

 家庭から出るごみなど廃棄物には、決められた処分方法があるのです。

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