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【スポーツ】

角田、関節技で躍進 柔道グランドスラム東京大会

グランドスラム東京大会の女子52キロ級で優勝した角田夏実=2日、東京体育館で

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 4日に終了したグランドスラム(GS)東京大会で、無名の存在だった女子52キロ級の角田(つのだ)夏実(了徳寺学園職)が初優勝した。24歳にしての主要国際大会デビュー戦。遅咲きの伏兵を支えたのが、必殺の関節技だった。

 準決勝は優勝候補で同じ所属先の志々目愛、決勝は16歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)を腕ひしぎ十字固めで次々と撃破。投げ技で崩し、相手の腕を両脚で挟んで強烈に絞め上げる。4試合中3試合で決め「『参った』の声を聞くと勝利を実感する」と胸を張る。世界ランキングも圏外から34位へと大躍進した。

 千葉・八千代高から推薦で国立の東京学芸大に進んだ。「柔道だけの将来は想像できなかった」。ただ、大学では寝技だけの乱取りを3人で連日2時間以上もこなした。「畳でコロコロするのが好き。朝も夜も寝技の練習をする時もある」と言うほどだ。3人制の団体戦では階級が上の選手にも関節技を決めるなど、着々と磨きをかけた。

 右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し昨年6月に手術。逆境を乗り越え、今年11月の講道館杯、続くGS東京大会を立て続けに制した。リオデジャネイロ五輪銅メダルの中村美里(三井住友海上)が長期休養で混戦の52キロ級。一芸を武器に来夏の世界選手権代表を狙う。

 

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