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【スポーツ】

「3代目山の神」神野 マラソンへ平地強化

丸亀ハーフで日本人トップの5位に入った神野大地=Pikaraスタジアムで

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 青学大時代に「3代目山の神」と呼ばれた神野大地(コニカミノルタ)が来季のマラソン挑戦を見据えて肉体を強化している。既に実戦で成果が表れ、マラソンでメダルを目指す東京五輪へのステップを徐々に上がっている。 (佐藤航)

 「コンディション次第では日本記録を狙う」と話していた5日の香川・丸亀国際ハーフマラソン。リオデジャネイロ五輪1万メートルに出場した大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)との競り合いで成長した姿を見せた。

 余裕の表情で走る大迫に対し、神野が表情をゆがめながらも18キロ付近で前に出る。実力者に勝ち、日本人トップとなる1時間1分4秒の5位でゴール。日本記録には39秒及ばなかったが、「フィジカル面で力を注いだ結果が出た」と手応えをつかんだ。

 社会人1年目の23歳。大学3、4年は箱根駅伝5区の上りで強さを発揮し、母校の連覇に貢献。今井正人(順大=現トヨタ自動車九州)柏原竜二(東洋大=現富士通)に続く「山の神」と言われたが、満足しているわけではない。「平地でも神野、と言われるように」。卒業後も大学時代に指導を受けたトレーナーと個人契約し、体幹強化を続けている。

 走りを安定させるとともに、体にねじりの動きも加えることで推進力が増した。丸亀ハーフでは「大学時代と比べるとダイナミックになった」というフォームで、2年前の丸亀で出した自己記録を17秒更新した。

 来季の初マラソンで結果を出して2018年のアジア大会に臨み、19年の世界選手権を経て東京五輪を迎える。「あくまで理想です」。そう話しつつ、道筋を語る言葉によどみはない。 

 

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