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【スポーツ】

アイスホッケー日本女子 1部昇格 4連勝 オーストリア下す

オーストリア戦で2点目を決め、喜ぶ久保(右)=グラーツで(共同)

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 【グラーツ(オーストリア)=共同】女子の世界選手権ディビジョン1A(2部相当)は20日、当地で行われ、世界ランキング7位の日本は同11位のオーストリアとの全勝対決を4−1で制し、4勝の勝ち点12で1部昇格を決めた。

 21日(日本時間同日深夜)の最終戦で日本が敗れ、オーストリアが勝って勝ち点12で並んでも、当該チームの対戦成績で順位が決まるため日本が上となる。

 日本は第1ピリオドに久保(西武)の2得点で先制。試合の主導権を握り、第2ピリオドに藤本も(トヨタシグナス)らのゴールで突き放した。

 日本は2013年に2部1位となって1部に昇格したが、昨年5戦全敗で2部に降格していた。

◆エース口火 示した地力

 地元との全勝対決。60分で勝ったチームの昇格が決まる大一番で日本が力の差を見せた。試合後、選手は冷静に勝利を喜び、山中監督は「チャンスで決める人が決めた。ほっとしている」と、喜びよりも安堵(あんど)感をにじませた。

 第1ピリオドにベテラン久保が口火を切った。2月の平昌五輪最終予選での対戦で3得点した34歳のFWは11分すぎに縦に持ち込んで先制ゴール。16分すぎには味方がお膳立てしたパワープレーのチャンスで冷静にGKの足元を射抜いた。

 チームの得点源が4試合目にして大会初ゴール。「今大会なかなか点が入らなくて自分たちの流れに持っていけなかった」と久保は反省を込めて語る。エースに引っ張られたチームは第2ピリオドに2点を加え、危なげない試合運びで勝ち点3を加えた。

 昨年の世界選手権で全敗し、2部に降格した日本。山中監督の下で立て直し、五輪最終予選は全勝で突破した。今大会は、来年の大舞台で対戦する相手よりも力が劣る分「五輪に出場する日本の強さを見せつけたい」(久保)と、結果と内容の両方を求める戦いだった。苦戦もあったが地力を示し、1試合を残して2部脱出を決めた。 (共同)

 

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