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【スポーツ】

ソフトバンクが交流戦V3 主力欠いても戦力充実

 プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は18日、ソフトバンクが広島に7−4で勝ち、12勝6敗で史上初となる3年連続で7度目の最高勝率チームに決まった。広島と勝率で並んだが、直接対決で2勝1敗と勝ち越したために交流戦1位となった。賞金500万円が贈られる。

 また、パ・リーグが通算成績で8年連続の勝ち越しを決め、ソフトバンクはリーグの6球団に順位に応じて割り振られる賞金として1000万円も獲得した。パには今秋のドラフト会議でウエーバーの優先権が与えられる。通算成績はパの55勝51敗1分け。

 交流戦は2015年から各カードとも本拠地と敵地で3試合を隔年で行うために優勝チームを決めず、両リーグが合計勝利数を争う方式で行われている。ソフトバンクは優勝チームを決めていた08、09、11、13年に優勝している。

◇ソフトバンク7−4広島

 ソフトバンクが快勝。序盤に福田の2点適時打などで4点を奪い、五、八回に着実に追加点。7投手の継投で逃げ切り、2番手の岡本がプロ初勝利を挙げた。広島は中村祐が誤算。九回に代打松山の2ランなどで追い上げたが及ばず。

 ◇ 

 勝利が決まると選手、首脳陣が充実した表情でハイタッチを繰り返した。ソフトバンクは投打の主力を欠きながらも3年連続のタイトルを手にした。和田、武田と左右の先発の軸を欠いて交流戦に入り、さらに千賀、打線の中軸だった内川とデスパイネが相次いで離脱。緊急事態を乗り越えた工藤監督は「苦しい戦いだったが、強い気持ちを出して戦ってくれた」と選手をたたえた。

 この日も起用が的中した。一回2死三塁で4年ぶりに4番に座った松田の飛球は、遊撃手の田中が見失う幸運な先制適時打となり、1−1の二回には甲斐が勝ち越し打、さらに2死二、三塁で今季3試合目の先発だった福田が2点適時打を中前へ運んだ。五回にも適時打を放ち2打点の松田は「出ている選手が頑張ったのはチームにとってプラス」と喜んだ。

 昨季2桁勝利を挙げた先発3人を欠いた投手陣は、中継ぎを含めて全員でカバー。交流戦では育成出身で4年目の石川、3年目の松本裕、この日2番手で2回無失点に抑えた4年目の岡本がいずれもプロ初勝利を挙げた。工藤監督が「競争を激しくするのも、うちのいいところ」と話したように、戦力の底上げにつなげ、首位楽天を1・5ゲーム差で追うリーグ戦に戻る。

 

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