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【スポーツ】

日本、前回王者ブラジル破る バレーボール・女子ワールドGP1次L

ブラジルに勝利し、喜ぶ日本=カメイアリーナ仙台で

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 女子のワールドグランプリ仙台大会最終日は16日、カメイアリーナ仙台で行われ、世界ランキング6位の日本は同4位で前回覇者のブラジルを3−2で破り、1次リーグ通算4勝2敗とした。ブラジルは3勝3敗。

 日本は古賀(NEC)らの活躍で2セットを連取。第3、4セットを落としたものの、最終第5セットの競り合いを17−15でものにした。

 次週は、21日からの香港大会に臨み、8月に中国で行われる決勝大会進出を目指す。

◆「桁外れの集中力」 強豪に6年ぶり勝利

 2時間半に及んだ試合を制し、中田監督は両腕を突き上げた。指揮官が強化のポイントとして求める「桁外れの集中力」を選手が体現。最終の第5セットもジュースになる緊迫した展開だったが、気持ちは切れなかった。要所で決め、エースとしての活躍が光った古賀は「最後、競った場面でも全員で点数が取れたのが収穫」と満足げに振り返った。

 前日にタイに敗れるなど本調子ではないブラジルにミスが目立ち、日本は第1、2セットを奪う。だがそこから本領を発揮した相手に第3、4セットを奪われ、試合はフルセットにもつれた。

 格上のチームに2−0から追いつかれる嫌な流れではあったが、日本に悲壮感はなかった。第4セット途中から出場してリズムを変えた島村(NEC)は「あとはやるしかないという雰囲気で、一人一人が集中していた」。試合前には、前日のセルビア戦の敗戦を引きずっていた選手に中田監督が「試合をやる前から、顔が暗い!」と気合を注入していた。それで闘志に火が付き、勝利への執念を失わなかった日本が、最後はブラジルを根負けさせた。

 新体制で初めて迎えた国内3連戦。2011年のワールドカップ以来6年ぶりに代表戦でブラジルを破り、2勝1敗で終えた。中田監督は「いいところも課題もたくさんあったが(総合的に)プラスな大会だった」と評価。20年の東京五輪へ、幸先の良い船出となった。 (平松功嗣)

 

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