東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

フェデラー8度目V 35歳「芝の王者」復活 ウィンブルドン

5年ぶり単独最多8度目の優勝を飾ったロジャー・フェデラー=ウィンブルドンで(共同)

写真

 【ウィンブルドン=共同】四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権最終日は16日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス決勝で第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)を6−3、6−1、6−4で退けて5年ぶり単独最多となる8度目の制覇を果たし、優勝賞金220万ポンド(約3億2400万円)を獲得した。

 四大大会で1月の全豪オープンに続く19個目のタイトルとなり、自らが持つ男子最多記録を更新した。

 35歳のフェデラーは切れのあるサーブを軸に1回戦からの計7試合で1セットも落とさず、1968年のオープン化以降で同種目の最年長優勝となった。

 初優勝を狙った28歳のチリッチはプレーに精彩を欠き一度もブレークできなかった。

 最後は中央への鋭いサービスエースで決勝を終わらせ、5年ぶりに定位置に戻ってきた「芝の王者」。一息ついてベンチへ戻ると涙があふれ出た。春のクレーコートのシーズンを休養に充て、ウィンブルドンに照準を合わせた35歳のフェデラーが隙のないテニスで単独最多8度目の制覇。「1セットも落とさずに優勝できたなんてマジカルだ。ここに戻って来られると信じていた。夢のよう」と喜んだ。

 「積極的なテニスをしないといけない」と素早い展開で勝負する自らのテニスを貫いた。第1サーブの成功率が76%と高く、サービスゲームを全てキープした。逆にサーブが不安定なチリッチに対し、多彩なリターンで仕掛けた。試合途中で涙を流した相手のミスも重なり、第1、第2セットとも2度ずつブレーク。第3セットも主導権を渡さなかった。

 キャリアの晩年に差しかかり「(世界)ランキングのことは少し脇に追いやっている」と言う。適度な休みを入れて体調を整えて大舞台に挑み、1月の全豪オープンに続く四大大会通算19個目のタイトルを手にした。「選手としての全ての夢がウィンブルドンでかなっている」と愛してやまないテニスの聖地で、オープン化以降最年長優勝。再び輝きを放ち「また来年、戻ってきてタイトルを守りたい」と言った。 (共同)

<ロジャー・フェデラー(スイス)> 2003年ウィンブルドン選手権で四大大会初優勝。09年全仏オープンを初制覇し、男子6人目の生涯グランドスラム。04年2月から08年8月まで史上最長の237週連続で世界ランキング1位となり、通算302週も史上最多。08年北京五輪男子ダブルスで金メダル。2組の双子の父親。185センチ、85キロ。35歳。バーゼル出身。 (共同)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】

PR情報



ピックアップ
Recommended by