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【スポーツ】

鳴門渦潮 序盤失点重く 全国高校野球

◇1回戦 日本文理(新潟)9−5鳴門渦潮(徳島)

 日本文理が序盤のリードを守って逃げ切った。一回に川村の2ランで先制し、二回は川村、松木の連続適時二塁打と笠原の2ランで一挙5点。八回にも2点加え、16安打で9点を挙げた。投げては四回途中から救援の稲垣が粘り強い投球で相手の反撃をかわした。鳴門渦潮も10安打で5点を返す奮闘を見せたが、二回までの7失点が重すぎた。

◆鳴門渦潮・竹内「幸せ」 右目失明克服、三塁コーチに

 右目を失明した鳴門渦潮の控え選手の竹内が三塁コーチを務めた。努力を重ねて立った憧れの舞台。磨いてきた的確な状況判断で、仲間を本塁に導いた。「最高の場所だった。ここに来られて幸せ」。勝利はつかめなかったが、やりきった思いと仲間への感謝で涙があふれた。

 一昨年の12月、ティー打撃で球を投げていた時、約4メートルの距離でチームメートの打球が右目を直撃した。眼球破裂の重傷で、2度の手術を受けた。日常生活にも支障が出て、野球どころではなかったが、入院中に仲間の「もう一度、野球をやろう」という声に励まされ、続ける決意をした。

 役目は試合前に対戦相手のシートノックを見て、肩の強さなどを確認すること。四回2死一塁で7番鈴江が中堅に安打を放つと一塁走者は二塁を回って三塁へ。中堅手の体勢と連係を分析した上で、竹内は迷わず大きく腕を回した=写真。走者は三塁も蹴って一気に生還し「1点でも多く取ることに貢献できた」と少し誇らしげに言った。

 竹内は今後も野球を続けるつもり。将来の夢は教師で、「先生になって甲子園に戻ってきたい」と誓った。

 

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