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【スポーツ】

羽生、三原2位 オータムC

 【モントリオール=共同】国際大会のオータム・クラシック最終日は23日、当地で行われ、男子で今季初戦の羽生結弦(ANA)は世界歴代最高得点を更新したショートプログラム(SP)首位で迎えたフリーでジャンプのミスが相次いで155・52点で5位にとどまり、合計268・24点で2位に終わった。

 世界選手権2度制覇のハビエル・フェルナンデス(スペイン)がフリー1位の合計279・07点で逆転優勝した。SP7位の村上大介(陽進堂)は合計200・59点で8位だった。

 女子でSP2位の三原舞依(神戸ポートアイランドク)はフリーも132・84点で2位となり、合計199・02点で2位。SP9位の新田谷凜(中京大)は合計161・20点で6位に浮上した。昨季の世界選手権2位のケイトリン・オズモンド(カナダ)がSP、フリーともに1位の合計217・55点で優勝した。

◆SPから一転 ミス連発

 世界最高得点をたたき出した至高のSPから一転し、羽生はフリーでは別人のようだった。集中力を欠き、転倒を含めて八つのジャンプのうち五つでミスし、疲れ切った演技後は両膝に手をついて立ち尽くした。心身ともに万全には程遠く「もうしょうがない」。自己ベストから67・68点も低い内容となり、平昌冬季五輪シーズン初戦に苦い教訓も味わった。

 右膝痛で4回転ループを避け、序盤の三つのジャンプは全て3回転を予定したが、冒頭の3回転ルッツが1回転。次の3回転ループを急きょ4回転にするか思案するなど「考えすぎてぐちゃぐちゃになっちゃった」と負の連鎖に陥った。2季ぶりに滑る映画「陰陽師(おんみょうじ)」の曲を使う「SEIMEI」で乗り切れず、後半に跳ぶはずの3度の4回転で成功が1度のみ。レベルを落とした慣れない構成で「思い切ってできない難しさみたいなものがあった」と吐露した。

 右膝を痛めたことで約1週間も練習ができない時期があり、棄権を検討したほどの状態だったという。SPを何とか切り抜けたが、長丁場のフリーでは耐えられなかった。「ガラスのピースを一つ一つ積み上げてきれいなピラミッドにするんじゃなくて、荒くてもいいから頂点まで絶対にたどりつけるような地力も必要」と反省しきりだった。 (共同)

 

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