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【スポーツ】

羽生、今季初戦は2位 フリーでミス相次ぐも高評価

オータム・クラシックの男子SPで、自身が持つ世界歴代最高得点を更新した羽生結弦=モントリオールで(共同)

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 男子で2014年ソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)は23日に終了した平昌五輪シーズン初戦のオータム・クラシックで2位だった。右膝痛で滑り込みを欠き、長丁場のフリーでジャンプのミスが相次いだが、15年に合計得点の世界歴代最高を樹立した演目で再び臨んだショートプログラム(SP)とフリーでジャッジの高評価を受けた収穫もあった。

 SPは今季序盤で世界最高を更新する衝撃の112・72点をたたき出した。「やっていて心地よい」と通算3季目となったショパンのピアノ曲「バラード第1番」。2季前よりも迫力を増した内容となり、表現面を示す演技点の5項目で全て9点台後半が並び、10点満点を出すジャッジもいた。日本スケート連盟の小林芳子強化部長が「ステップなんてピアノの旋律そのもの」と感嘆するほどの完成度だった。

 フリーは和の趣が盛り込まれた映画「陰陽師」の音楽を使う2季ぶりの「SEIMEI」。「昨季に入る前から(五輪シーズンは)SEIMEIを使おうと思っていた」と思い入れのあるプログラム。予定した八つのうち五つも失敗したジャンプや切れのない動きで不本意な演技だったが、ジャッジの主観が左右する演技点の3項目で9点台を引き出せたことは大きかった。

 調整不足の今回は回避した右足で踏み切る4回転ループに加え、「できなくはない」と新たに取り組む高難度の4回転ルッツを組み込むことも今後検討する。「挑戦をしないと僕らしい演技はできない」とグランプリ(GP)シリーズ第1戦のロシア杯(10月20、21日・モスクワ)に向かう。 (モントリオール・共同)

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