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【スポーツ】

菅野17勝 最多勝確実 CSへ「最後まで意地」

4回ヤクルト2死一、三塁、リベロを遊ゴロに打ち取り、捕手小林を指さす巨人先発の菅野=東京ドームで

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◇巨人3−0ヤクルト

 巨人が3連勝で70勝目を挙げ勝率5割以上を決めた。二回に中井の適時打で1点を先制。四回は中井の5号ソロ、六回は長野の16号ソロで加点した。菅野は6回2安打無失点でリーグトップの17勝目。ヤクルトは6連敗を喫した。

      ◇

 所作の一つ一つにエースの風格が漂う。マウンドで放つ存在感は1人だけ、別格だった。「何とかゼロに抑えたかった」。言葉通り、6回無失点で17勝目を挙げた巨人の菅野。最多勝のタイトルを確実にするとともに、逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ正念場のチームを3連勝に導いた。

 負けが許されない極度の重圧がかかる登板でも冷静だった。150キロ前後の直球とスライダーを軸に三回まで完璧な内容。唯一のピンチは1−0の四回。1死三塁でバレンティンを迎え、内野は前進守備。「1点も与えない」というベンチの姿勢に、菅野も「信頼してもらっている」とギアを上げた。

 外に逃げるスライダーを見せた直後、内角直球で捕邪飛に仕留める。続く山田は歩かせたが、リベロは遊ゴロに。グラブを何度もたたき、悠然とベンチへ引き揚げた。

 5年目の今季、自己最多の17勝(5敗)に加え、防御率1・59も両リーグトップ。最多勝と最優秀防御率の投手2冠に大きく近づき、本人も「数字を塗り替えることがチームの勝利に直結する」と自負をのぞかせる。

 一方、あくまで今の目標はCSを勝ち抜いての日本一だ。最終戦の10月3日のヤクルト戦で再び先発が予想される。「最後まで意地を見せたい」。わずかでもCS進出の可能性がある限り、エースは右腕を振り続ける。 (中川耕平)

 

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