東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

10球団 清宮ラブコール ドラフト控え面談

面談を終え、報道陣の質問に答える中日の中田スカウト部長(左)=写真は東京都国分寺市の早稲田実業学校で

写真

 26日のプロ野球ドラフト会議の目玉となる高校球界屈指のスラッガー、東京・早実高3年の清宮幸太郎内野手とプロ球団の面談が2日、同校であった。広島と日本ハムを除くセ・パ両リーグの計10球団の関係者が訪問。各球団とも30分ほどかけ、育成方針や球団の施設などを説明した。

 清宮の父でラグビー・トップリーグのヤマハ発動機監督の克幸氏らも同席した。

 高校通算で歴代最多とされる111本塁打を放った清宮は、阪神が既に1位指名を明らかにするなどドラフトで複数球団の競合が確実視されている。9月22日にプロ志望を表明し、「自分を厳しく指導し、成長させてくれる球団に行きたい」と話し、25日にはプロ志望届を提出した。

◆育成実績アピール 争奪過熱

 面談に訪れた各球団は、育成方針の説明に時間を費やし、高校卒業後にプロ入りした選手を育て上げた実績などもアピール。争奪戦は早くも過熱気味だ。

 プロ志望の表明会見で「王さんのような野球人になりたい」と、世界記録の通算868本塁打を目標に掲げた清宮。ソフトバンクの三笠杉彦球団統括本部長は「あの王会長でも初めて30発以上を打ったのが4年目という話をして、じっくりといい環境の中で日本を代表する選手になってほしいと話した」。

 楽天の長島哲郎スカウト部長は、松井裕やオコエら若手が主力として育ってきていることを挙げ、「ご縁があればぜひ東北へと話した。常勝チー厶づくりを手伝ってほしいとやりとりした」と語った。

 5年連続Bクラスの中日の中田宗男スカウト部長は「チームがこういう現状なので、清宮君の力が必要だと伝えた」。巨人は石井一夫社長や鹿取義隆GMも出席する異例の対応。岡崎郁スカウト部長は「高い評価を伝えるのが今回の趣旨」と述べた。

 一方、清宮もプロ側に対して質問したといい、DeNAの吉田孝司スカウト部長は「筒香がどういうふうにしてああなったかと聞かれた」と明かした。 (磯部旭弘)

◆「スタイル違う」広島は指名せず

 広島が26日のドラフト会議で、清宮を指名しないことが分かった。松田元オーナーは2日、清宮と面談しないことを明らかにし「行かないということは(指名)しないということ」と話した。

 広島のドラフト1位指名候補には田嶋大樹(JR東日本)、鈴木博志(ヤマハ)ら即戦力投手や地元広島・広陵高の中村奨成捕手が挙がっており、松田オーナーは「清宮はものすごくいい選手だけど、うちのスタイルじゃない。(野手では)現場は足の速い選手を求めている」と説明した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報