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【スポーツ】

ハリルJ 底上げの1勝 NZに2−1 キリン・ チャレンジ杯

ニュージーランドに勝利し、笑顔でピッチを後にする日本イレブン=豊田スタジアムで

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 国際親善試合、キリン・チャレンジカップは6日、愛知・豊田スタジアムで行われ、日本代表はニュージーランド代表に2−1で勝った。来年のワールドカップ(W杯)ロシア大会出場を決めた日本は、アジア最終予選終了後の最初の試合を白星で飾った。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング40位の日本は同113位で11月に南米5位との大陸間プレーオフを控えるニュージーランドに対し、後半5分に大迫(ケルン)のPKで先制。14分に追い付かれたが、42分に倉田(G大阪)の代表初ゴールで勝ち越した。対戦成績は3勝2敗。

 日本は10日に横浜・日産スタジアムでハイチ代表と対戦する。

◆試行錯誤の中 勝ち切る

 ハリルホジッチ監督の狙いは明確だった。焦点はW杯本大会を見据えて、アジア最終予選を通じて固まったチームの骨格にどの選手で肉付けするかの見極めにあった。その中で監督が「素晴らしいプレーからゴールが生まれた」と評価したのは、後半42分の2点目だ。

 乾の左からのクロスを酒井宏が頭で折り返し、最後は倉田がヘディングで決めた。相手を左、右と揺さぶり、ゴール前に飛び込んだ中盤の選手が仕留める理想的な形。何試合もかけて熟成してきた連動性に、代表出場5試合目の倉田が絡んだことも大きかった。主将を任された吉田は「ボール回しは最終予選よりはるかに良くなっている」と手応えを口にする。

 相手の3倍となる18本ものシュートを浴びせながら、フィニッシュの精度を欠いてゴールネットを揺らしたのは2度にとどまった。押し込んだ時間帯に得点できずに反攻を許した試合運びにも課題を残す。ただ、監督はそれも織り込み済みのようで、「私もいろいろ試したし、今はこのチームが見せられる最高のレベルからは遠い。それでも勝利できたのは良かった」。

 途中交代の6人を含め、17人もの選手が豊田スタジアムのピッチに立った。ハリルホジッチ監督は試合後、「今年はたくさんの選手を出場させ、それぞれ何ができるかを見たい。来年3月以降はメンバーや戦い方を固定する」と発言。この日は倉田や乾に加え、積極的にボールに絡んだ小林らが存在感を見せた。激しさを増すW杯メンバーを懸けた競争は、次戦のハイチ戦も続く。 (浅井俊典)

 

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