東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > スポーツ > 紙面から > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【スポーツ】

村上が個人総合で4位 体操世界選手権

女子個人総合決勝 平均台で落下する村上茉愛=モントリオールで(共同)

写真

 【モントリオール=共同】世界選手権第5日は6日、当地で女子個人総合決勝が行われ、予選首位の村上茉愛(まい)(日体大)は合計54・699点で4位に終わり、同種目の日本勢で2009年ロンドン大会銅メダルの鶴見虹子以来の表彰台はならなかった。

 予選6位で通過した16歳のモーガン・ハード(米国)が55・232点で初優勝し、米国勢は5大会連続の金メダル。エルサベス・ブラック(カナダ)が0・100点差の銀メダル。杉原愛子(朝日生命)が53・965点で6位に入った。

 村上は跳馬で14・666点をマークして1種目目で2位発進したが、3種目目の平均台で落下して12・000点と失速した。最終種目の床運動で全体1位の14・233点をたたき出したが、3位のエレーナ・エレミナ(ロシア)に0・100点及ばなかった。予選2位のレーガン・スミス(米国)は本番直前の足首故障で棄権した。

◆平均台で悪夢の落下 表彰台まで0.100点

 悪夢だった。女子個人総合予選を首位で通過し、メダルの可能性を感じさせて迎えた決勝。日本のエース村上は動きが硬かった平均台で落下し、表彰台にわずか0・100点届かなかった。予選の4種目合計得点では金メダルに輝いたハードを上回っていただけに「失敗しなかったら1位を狙えた」と涙が止まらなかった。

 重圧がかかり、食事も喉を通らず「夜も眠れないくらい体操人生の中で一番緊張した」と言う。1種目目の跳馬は着地を止め、14・666点で2位発進。段違い平行棒も安定していたが、3種目目に落とし穴が待っていた。体重がわずかに落ち、日体大で指導する瀬尾コーチが「ふわっとしちゃって、安定しない」と不安視していた種目。苦手意識も重なって緊張が強まり、中盤のターンで体を台に残せなかった。

 昨年のリオデジャネイロ五輪個人総合のメダリスト3人が不在。優勝候補に挙がっていた予選2位のスミスも決勝前に棄権したメダルの絶好機を生かすことができなかった。最後の床運動では意地を見せ、全体トップの14・233点をたたき出し「種目別だけでも金メダルを取りたい」と自らを奮い立たせた。 (共同)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報