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【スポーツ】

宮里優、ボギーなしの完全V 4日間で初、賞金首位に

最終日、優勝カップを手に笑顔の宮里優作=京和CCで

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 ◇ツアーワールド・カップ最終日(8日・愛知県京和CC=7190ヤード、パー71)

 初日から首位の宮里優作が68で回り、4日間ボギーなしの通算22アンダー、262で今季3勝目、ツアー通算6勝目を挙げた。優勝賞金2000万円を獲得し、賞金ランキングでもトップに浮上した。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)によるとJGTO発足の1999年以降、1大会の4日間72ホールでボギー以下を出さずに回ったのは初。片山晋呉が3打差の2位となり、さらに2打差の3位に大堀裕次郎、池村寛世、日高将史。

 前週優勝の小平智は通算14アンダーで10位。昨季賞金王の池田勇太は13アンダーの14位だった。

◆ツアー終盤戦へ弾み

 最後は短いパーパット。丁寧に沈め、宮里優は静かに天を指さした。大会前、1年前に亡くなった義父を墓参。「いい風を吹かせてくださいとお願いしていた。そのお礼に」。初日から首位を守りきった。しかもボギーなしで。後押しを頼んでいた義父へ、快挙を報告した。

 序盤で2バーディー。一時は2位と6打差をつけた。中盤からはノーボギーの記録もちらつき、ショットがぶれる。ピンチは9番。3メートルを残したパーパット。「ボギーは覚悟した。でも今週は迷わずパットを打つと決めていた」。難しいラインをねじこむと、そのまま後半も突っ走った。

 10アンダーをマークした初日。青木功にたしなめられた。「踏み込んだアクセルを緩めることがある。最後まで緩めるんじゃないぞ」。その言葉を胸に刻み、2日目以降もバーディーを量産。それどころか一度もスコアを落とさず72ホールを回りきり、青木も「勝つだけでも難しいのに。すばらしい」と目を細める。

 賞金ランキングもトップに立ち、次戦は日本オープン選手権。「ここから加速していきたい」。記録的勝利の勢いをかって、ツアー終盤戦に向かう。 (寺西雅広)

 

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