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【スポーツ】

内山・マクラクラン組V テニス楽天ジャパンOP

ダブルスで初優勝を果たし、トロフィーを掲げるマクラクラン(右)、内山組=有明テニスの森公園で

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 男子の楽天ジャパン・オープン最終日は8日、東京・有明テニスの森公園で行われ、ダブルス決勝で主催者推薦出場のマクラクラン・ベン、内山靖崇(北日本物産)組が第2シードのジェイミー・マリー(英国)ブルノ・ソアレス(ブラジル)組を6−4、7−6で退け、初優勝した。

 1970年の現行男子ツアー制度導入後、日本ペアの優勝は2005年の同大会を制した岩渕聡、鈴木貴男組以来で史上2組目の快挙。優勝賞金10万1440ドル(約1146万円)を獲得した。

 シングルス決勝はダビド・ゴフィン(ベルギー)がアドリアン・マナリノ(フランス)を6−3、7−5で下し、初優勝した。ゴフィンはツアー4勝目で、賞金33万6900ドル(約3807万円)を手にした。

◆強敵撃破 観客総立ち

 12年ぶりの快挙を、固唾(かたず)をのんで見届けた観客が総立ちで祝福した。まだペアでの経験が浅いマクラクラン、内山組が昨年の全豪、全米オープンを制したダブルス専門の強敵から金星。「本当にうれしい、の一言しかない」と感極まった内山は相棒と誇らしげに優勝カップを掲げた。

 「相手の方が、プレッシャーが掛かっているのが目に見えて分かった」と内山。要所でのダブルフォールトなどミスが目立った敵に対し、内山は強力なフォア、マクラクランは正確なサーブで攻め込んだ。第1セットを奪った25歳同士のペアは、タイブレークにもつれた第2セットも勢いで押し切った。

 ニュージーランド人の父親と日本人の母を持ち185センチと長身のマクラクランはダブルスが専門。9月の国別対抗戦、デビス杯などまだ2人での大会出場は3度目だが、内山との連係に「毎試合毎試合強くなっていった」と着実な進歩を実感している。

 現行の男子ツアー制度が実施されてから日本ペアの優勝はおよそ半世紀で1組しかいなかった。歴史に名を刻み、内山は「間違いなくテニス人生で一番いい大会」と余韻に浸った。

 

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