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【スポーツ】

東大が15年ぶり勝ち点 東京六大学野球

 2回戦2試合が行われ、東大が法大を8−7で破り、慶大は明大を2−1で下してともに連勝で勝ち点を挙げた。東大は2002年秋に立大戦で奪って以来15年ぶり、30季ぶりの勝ち点となった。法大戦での勝ち点は1993年秋以来。

 勝ち点2とした慶大は岩見がリーグ新記録となる5試合連続本塁打をマークし、春秋合計で11本塁打としてリーグ年間最多に並んだ。

 東大は4−3の四回に宮本と4番田口の本塁打で4点を加えた。六回からエース宮台が登板してリードを守り切った。東京六大学連盟によると、東大が法大から2戦2勝で勝ち点を得たのは1928年秋以来。

◆「努力の才能」花開く

 必ずこの時がやってくると信じていた。東大が法大の猛追を振り切り、30季ぶりの勝ち点奪取。最後を締めたエース宮台に選手らは歓喜の表情で駆け寄った。前日に完投勝利を挙げ、リリーフで連投した宮台は「達成感がある。頼もしいチームになった。全員の力で取った勝利」と息を切らしながら言葉をつないだ。

 宮台だけに頼らないチームの底上げが実を結んだ。一回に4点を奪い、1点差の四回には2番手で好救援した宮本と4番田口の2本塁打で突き放し、守備は無失策の堅実なプレーで投手陣をもり立てた。

 2013年春から指揮を執る浜田監督は「46連敗で引き受けてから48連敗」とリーグワーストの94連敗を喫したチームの再建に着手した。「とにかく練習しかない。東大の選手には努力を続ける才能がある。そこに懸けた」。1日5000キロカロリーの食事を課した体づくり。速球に振り負けないように打撃投手を通常のバッテリー間より約4メートル近づけて打ち込む練習など地道に取り組んできた。

 これまで何度もはね返されてきた勝ち点への壁を突き破った。浜田監督は「選手が頑張ってくれた。応援してくださった方々に深く感謝。やっと恩返しできたかな」と万感が胸に迫った様子だった。

 

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