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【スポーツ】

白井、跳馬も金 難度下げ完成度で勝負

男子種目別の跳馬で初優勝した白井健三=モントリオールで(共同)

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 男子跳馬の決勝を前に白井と畠田コーチは、ある決断を下した。当初は2種類の跳躍とも予選から半ひねり増やす大技に挑戦予定だったが、練習の動きを見て回避に踏み切った。完成度で勝負する戦略は、見事に当たる。Dスコア(演技価値点)の合計は8選手で最も低かったが、出来栄えを示すEスコアで圧倒。わずか0・001点差で金メダルに手が届いた。

 「できるのは当たり前。(着地が)止まるか、止まらないかという領域で跳んだ2本。気持ちの余裕が演技にも出た」と言う。

 1本目は美しい「シライ/キム・ヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」を披露し、10点満点のEスコアで9・600点。2本目はDスコアが0・4点低い「ドリッグス(伸身カサマツ1回半ひねり)」を着地までまとめた。

 大会を通して体重を「誤差300グラムぐらいで収めた。演技じゃないところもコントロールできた」と胸を張る。五輪個人総合2連覇の内村の背中を追い「世界一」と自負する練習量で築いた自信が、金2、銅1のメダルにつながった。「一番評価できるのは練習通りの演技ができたこと。自分にギャップを感じない世界選手権だった」。飛躍の大会に驚きはなかった。 (共同)

 

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