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【スポーツ】

ハリルJ、テスト低調 9人入れ替えも3失点ドロー

日本−ハイチ 後半8分、ハイチに同点ゴールを決められた槙野(手前左)ら日本イレブン=日産スタジアムで

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 国際親善試合、キリン・チャレンジカップは10日、横浜・日産スタジアムで行われ、日本代表はハイチ代表と3−3で引き分けた。前半に倉田(G大阪)の2試合連続ゴールと杉本(C大阪)の代表初得点で2点を先行。その後3失点したが、終了間際に香川(ドルトムント)が同点ゴールを奪った。

 日本の3失点は2014年10月の親善試合でブラジルに0−4で敗れて以来で、ハリルホジッチ監督の就任後は最多。

 来年のワールドカップ(W杯)に出場する日本は国際サッカー連盟(FIFA)ランキング40位で、W杯北中米カリブ海4次予選で敗退したハイチは同48位。今回が初対戦だった。

 日本は11月に欧州へ遠征して10日にブラジル、14日にベルギーとの親善試合に臨む。

◆2点奪って緩み、失速

 試合を終えても、しばらくベンチから腰を上げられない。それほどまでにハリルホジッチ監督は失意に打ちのめされた。格下相手に就任後最多3点を失う展開での引き分けに「最悪の試合だった」。

 序盤は優勢だった。前半7分に倉田、同17分には杉本が代表初ゴールを決めて2−0。だが、ここから失速した。連係の精度を欠き、シュートも枠を捉えられない。前半に1点を返され、後半8分に相手FKの速いリスタートに反応が遅れて2点目を失う。

 主力を投入しても流れは戻らず、同33分に3失点目。終了間際の香川のゴールがなければ、まさかの敗戦だった。「優位に立ち、気が緩んだ」とハリルホジッチ監督は嘆いた。

 この日は新戦力発掘のため、6日のニュージーランド戦から先発9人を入れ替えた。2試合連続で先発した槙野は「どんな試合でも悪い時間はあるが、耐えるメンタルがない」。戦意を失うまで畳み掛ける貪欲さが控えを含めた全員になければ、格上と戦う本大会では通用しない。

 11月には強豪のブラジル、ベルギーと対戦する。「このままでは10失点する。だが、われわれも目覚めた」とハリルホジッチ監督。その言葉通りの成果を次戦で残せるか。 (対比地貴浩)

◆「最悪の試合」

<ハリルホジッチ日本代表監督の話> 私が就任して最悪の試合だ。長年監督を続けているが、これだけ内容の悪い試合は多くない。謝罪したい。メンタル面でもろさが見えたのが一番ショック。まだW杯への準備ができていない。

 

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