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【スポーツ】

菊池完封 レオ王手

楽天に完封勝利した西武・菊池=メットライフドームで

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◇パ・リーグCS<ファーストステージ> 西武10−0楽天

 西武は12安打10得点と打線が奮起して大勝した。一回に浅村が左越えに2ランを放って先制。三回は炭谷の2点二塁打、秋山、源田の連続適時打などで5点を加えると、六回は中村の3ランで突き放した。援護を受けた菊池は球に威力があり、9三振を奪って5安打完封を飾った。楽天は則本が制球に苦しみ、7点を失って4回で降板したのが痛かった。

      ◇

 エースの意地と決意がこもった121球だった。一方的な展開になったことで、西武の首脳陣は今後の戦いを見据え、菊池の6回降板も検討した。だが、左腕は「最後までいきます」。投げ切ることが、チームの勢いを加速させると信じて腕を振り続けた。

 昨季から11連勝中の楽天を相手に、散発5安打の完封ショー。立ち上がりの一回1死二塁で、ペゲーロ、ウィーラーを連続三振にねじ伏せ、リズムをつかんだ。内容的には「80点」と振り返ったが、150キロ超の直球と切れのあるスライダーに加え、シーズン終盤に磨きをかけたカーブが効果的に決まった。

 快勝ペースの中で、エースがこだわったのは「ゼロに抑える」ことだった。七回、八回と安打を許したが、三つ目のアウトはきっちり三振で取った。「走者を出したら、ギアを上げられるのが今年。全部三振を狙って取りにいく」。隙を見せることなく攻めの投球を貫いた。

 菊池が「打線の援護で伸び伸びと投げられた」と話したように、主将の浅村が立ち上がりの則本に先制2ランを見舞い、三回には四球をきっかけに打者10人の猛攻を仕掛けた。

 浅村は「最後まで相手に流れを渡さず、全員で戦う姿が形になって良かった」。

 今季は13連勝を含む24勝8敗と縁起の良いえんじ色の「炎獅子ユニホーム」を着用して臨む短期決戦。投打がかみ合い初戦を完勝し、辻監督は「浅村の本塁打で菊池も楽になった。(源田や山川ら)若い選手もリラックスして戦えた」と収穫を挙げた。この勢いを断ち切ることなく、第2戦で一気に決める。 (牧田幸夫)

 

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