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【スポーツ】

中大3位 2年ぶり本戦へ 箱根駅伝予選会

3位で予選突破し喜ぶ中大の選手=東京・国営昭和記念公園で

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 第94回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の予選会は14日、東京都の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園にゴールする20キロに関東の49校が参加して行われ、史上最多14度の総合優勝を誇る中大が3位となり、2大会ぶり91度目の出場権を得た。前回大会で連続出場が87回で途切れていた。1位は帝京大、2位は大東大。

 各校上位10人の合計タイムで10枠を争い、4位以下の通過校は山梨学院大、拓大、国学院大、国士舘大、城西大、上武大、東京国際大。過去12度優勝の日大は10位と1分31秒差の11位に終わった。明大は13位で10大会ぶりに出場を逃した。

 本大会は予選通過校のほか、総合4連覇を狙う青学大、東洋大、早大、順大、神奈川大、中央学院大、日体大、法大、駒大、東海大のシード校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加する。

◆「箱根に居続けなければ」 名門復活へ決意新た

 名門校が復活への扉をこじ開けた。昨年に予選落ちし、連続出場が87回で途切れた中大が、2年ぶりに本戦出場を決めた。「箱根に居続けなければいけないチーム。新たな歴史の一歩として箱根に立てる」。1年だった昨年の予選会に引き続き主将を務めた舟津彰馬(2年)はかみしめるように話した。

 3本柱の中山顕(3年)、舟津、堀尾謙介(3年)が好走し、中山が59分36秒で全体の8位に入るなど、3人とも59分台の好タイムを記録。他の選手も粘りの走りでゴールすると、笑顔と涙が入り交じった。就任2年目の藤原正和監督は「思った以上の走りをしてくれた。無駄な一年ではなかったと言える状況になった」と選手をたたえた。

 今夏には「中大がやったことがないような泥くさく、厳しい練習」(藤原監督)に挑戦。月間走行距離を7月は800キロ、8月は900キロとし、選手たちが走り込みの意図を理解して取り組んだ。仲間との競り合いや練習への執着心も増し、「一人一人の意識が本当に変わった」と舟津。挫折を乗り越えるため、チームは着実に成長を遂げた。

 「予選会はこれで終わりにしたいと思っている。しっかりとシードを取りたい」と指揮官。本戦に向けて決意を新たにした。 (磯部旭弘)

 

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